脚本・作曲・作詞
ジョナサン・ラーソン
初演版演出
マイケル・グライフ
出演
アメリカカンパニー
永遠の傑作ブロードウェイミュージカル『レント』が、東京に帰ってくる!!
1996年、『レント』開幕前夜に急逝した作詞・作曲・脚本のジョナサン・ラーソンが想いのすべてを懸けたメッセージは、時代を超えて今なお輝きを増し続ける。
オペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに、孤独やAIDS危機に翻弄されつつも、情熱や友情を糧として「大切なのは今、この瞬間なんだ(NO DAY BUT TODAY)」と懸命に生きる若者たちを描いたストーリー。
加えて“Seasons of Love”をはじめ、胸を熱く焦がす名曲の数々。このほどラーソンの生きざまをビビッドに綴ったアンドリュー・ガーフィールド主演の映画版『tick, tick… BOOM!(チック、チック...ブーン!)』(Netflix配信中)をきっかけに、新たなファン層を魅了したのも記憶に新しい。
そして2022年5月、ラーソンと共に『レント』を生み出したマイケル・グライフによるオリジナル演出版が4年ぶりに来日!
今回の「25周年フェアウェルツアー」は、初演から20周年を記念して立ち上げられた全米ツアー公演(2016年・18年に来日)の集大成として、その名の通り“ラストチャンス”になる予定だ。
ミュージカルの歴史を変えた『レント』が紡ぐ「今、この瞬間」を体感してほしい!
舞台は20世紀末のNY-イーストヴィレッジ。
荒廃したアパートに住み、家賃(レント)も払えない貧しい生活を送るマークとロジャー。
映像作家を目指すマークは女性弁護士ジョアンと付き合い始めた元恋人のパフォーミング・アーティスト、モーリーンに今も振り回されている。
シンガーソングライターを目指すロジャーは、曲が書けず悶々とした日々を過ごしているが、ナイトクラブダンサーのミミと出会い、互いに愛し合うものの、心はすれ違う。
共にHIVポジティブのエンジェルとコリンズは永遠の別れを迎える。
ある日、行方不明になっていたミミが手遅れの状態で発見される。
真っ直ぐな気持ちでミミに向きあうロジャーが、やっと書き上げたラブソングを捧げると……。